職場の嫌いな人の話

職場にいる、うわぁ、合わないわー('_')という人。


わたしの職場にもいます。いました。
具体的にいうと、昨日の記事の長男タイプのお方。
便宜上長男さんと呼ばせてください。


まず長男さんは声が大きい。そして話がくどくて長い。
頭が固いし上からものを言ってくるし、本当に嫌だなあと。


そう思っている時期に、長男さんのことを嫌っている別の同僚と語り合う機会を
得て、共感しあって盛り上がって。
その時はすっごく楽しかったのです。
どこがどう嫌か、それはなぜなのか、分かって同情してくれる人がいて。
で、「嫌い」の気持ちと根拠をがっちり固めてしまった。


でもこれって当たり前だけど良くないんですよね。
嫌悪感を共有しあった同僚は、長男さんとは直接かかわらない部署で、
わたしは毎日顔を合わせる。
その時は盛り上がったものの、次の出勤からは長男さんの
一挙手一投足に苛々する始末(-_-;)


で、常に苛々していると、気持ちを押し殺すのにも労力がいる。
ストレス過多で膀胱炎になり、職場以外の人と仕事の話をしていても、
長男さんの悪口を話してしまい。
体調にも精神状態にも、よくない状態が続きました。


それで気づいたのです。
これは悪いループに入っているぞと。


それから、意識的に長男さんの好いところを探すようになりました。
そうしてみると、意外と見つかる見つかる!(^^)!
まず後輩であるわたしたちよりも、積極的に仕事をしようとするところ。
お客さんに対しての渉外的なところも積極的にやってくれるし、
お小言は多いけれども、人の人格を否定するようなことは言いません。


世の中にはパワハラ上司も溢れているなかで、これはいい人と言えるのでは?
気持ちからそう思うように切り替えて、結果苛々も少なくなりました。


今では長いお話もスーッと聞き流しつつ(大事なことは聞いてます)、
良いところに注目して感謝の気持ちを忘れずに、うまくやれています。


完璧な家族なんていないし、完璧な友人なんていない。
職場の人間関係なんて基本は選べないのだから、
完璧な同僚なんて猶のこと期待できない。


楽しいことや好きな相手でなくても仕事はできるけれど、
できることなら自分も相手も気持ちよく、毎日を過ごしたいですよね。
そういう意味で、長男さんにはいろいろと大事なことに気づかせてもらいました😊