男を語る

生活の相談とかを受ける、軟派な仕事なので女の人が多いのかなと思いきや、
意外にも男性職場…^^;
女にもいろいろ、男にもいろいろとは言え、もちょっと女の人も必要では?
とは常々思っているけれど、今回は逸れるので置いておいて。


なので、母数自体もそんなに多くないけれど、色んなタイプの男性がいます。
年齢層も広く、成育歴もいろいろ。


そしてある程度の期間、密に過ごしてきたわたしの見方として、
男性って主に2つのタイプに分かれるなあと思うのです。


まず第一に、男らしさ、強さやリーダーシップを求める人たち。
長男タイプとしましょう。
彼らは、男は一家の主であり、周りを引っ張っていくべきだと信じている。
こちらがうまく立てて、プライドを壊さないようにしてあげれば
頼りになって一緒に仕事がしやすいタイプ。
悪気なく無意識に女を見下している部分もあるので、
こちらが我を張って口を出すとうまくいかなくなることもある。


男兄弟、とくに長男として育ってきた男性に多い。
ありがたく頼りにさせてもらっている面もある一方で、
女は男のサポート役とか、穏やかで包容力があってとか、
夢見がちな勘違いが端々に見えて苛々もする。


二つ目が、割と物静かでなよなよしている人たち。
もやしタイプとでもしておこうか。(悪口みたいだけど)
一つ目のタイプの男性とか、強い女性が火花を散らすのを遠巻きに、
俺のことは放っておいてとばかりに避けて通る。
いざという時に頼りになれば言うことなし。だけど普段は爪を隠しているので、
能ある鷹なのかただのぼんくらなのかわかりにくい。


こちらは女きょうだいがいる人がほとんどだ。
きっと、自分より立場の強い姉ちゃんや妹がいる環境で育って、
女きょうだいの機嫌を損ねないように、配慮が身に沁みついている感じがする。
女がおしとやかで美しいなんていうのは幻想だと、骨身にしみて
実感してきているのだろうなあ、と。



思えばお父さん、お爺ちゃん世代では、長男タイプが主流で
認められてきたような気がする。
だけど女の人も当たり前に働くようになった今、もやしタイプの支持層も増えている。
わたしも然り、大きな声でリーダーシップを取ろうとする人よりも、
静かに冷静に、物事を俯瞰する人と一緒に仕事がしたい。
長男タイプは、男のプライドのようなよくわからないものに
こだわっている感じがしてしまう。


あとこれは根拠の薄いわたしの実感だけど、
長男タイプは声も仕草も大きいからわたしには居心地が悪い。
周りから認められたい気持ちが強いのかなあ、と思ってしまう。



もちろん、女の世界のほうがドロドロだ。
こんなに簡単に分けて語ることなんてできない。
女の人がもう少し居ればなあ、なんて思っていても、なんだかんだと
その点ではわたしは恵まれている。
自分の欠陥とは職場で向き合う必要もなく、同僚たちを遠巻きに見て
評価する余裕があるのだからね。( ̄ー ̄)