5年日記、4年目

学生のときに買った5年日記をつけ始めて4年目。


3月9日なら同じ日付の日が一ページに5段、2016から2020まで並ぶ。
飽き性なので数か月つけないこともあれば、真面目に毎日つけている時期もある。
特に忙しくて充実していた時期には、日記になど気が回らず埃が積もるくらい放置していたことも。


当時は何となく先行きが不安で、定点観測のようなものが欲しくって買ったような気がする。
特に将来のこと。やりたいことはあったけど自信がなくて、人と同じところに進むのも嫌でわたしは就職活動をしなかった。
これで良かったのかなー。この選択の結果、5年後にはどんな未来が待っているのかなー。なんてことを毎日思っていた。


3年前、まだまだ先だと思っていた2019年はあっという間に来て、当時思っていたほど結果のようなものは見えていない。
一応就職はしてみたものの、やっぱりこれからどうしようかなあという気持ちはあるし、こうなりたい、こうなりたくない、っていうものも、見つけて探しているところ。


でも考えていることはそんなに変わっていなくても、3年前には学生特有の青臭さもあり。
今日のページの上段を眺めると、恥ずかしかったり羨ましかったり、いとおしい気持ちにもなる。


人は少しずつ成長するものだなあと実感する。
定点観測がなくても、その時々をしっかりと踏みしめられる人になりたいなあとも思う。