長ーい話の対処法

職場のなかでは若手のわたし。
いまの仕事の経験も浅いほうで。


人の好い先輩方に恵まれているので、皆さんいろいろ教えてくださる。
制度のこと、人としての礼儀作法、仕事をするうえで気をつけなきゃいけないこと、等々。


最初は本当にありがたかった。
それはもう放置されるよりは何倍も何十倍もうれしいことで、いろいろわからないこともご教示いただいて成長してきた。


だけど、ちょっと長いよー、という時もある。
特に、わたしも仕事に慣れてきて、仕事量が多くなってきたとき。
話を聞くばかりに時間をかけられない。
それに、最初は良くっても、だんだんと頭が疲れてきてしまう。


もちろん厚意で話していただいているから、ぶった切る訳にはいかない。
かといって、すべてを受け止めるには時間もないし自分もしんどい。


話の長い人とはこれまでにも付き合いがあって、わかったこと。
長い話をしている本人は、自分の話を聞いてほしい、という気持ちが強い。
そして、聞く姿勢というのは、意外と省エネルギーでとれるものだ。


具体的には、話の2割ぐらいの要点をつかむイメージで話を頭に入れる。
大まかな筋を外さないようにして、その2割のなかの一部について、繰り返したり、たまに質問したりする。
あとは、そんなに全身で受け止めずとも、「ふむふむ」「へぇー😲」的な相槌を打っておけば聞いている風になる。


仕事が忙しいときにも、それまできちんと聞く姿勢を取っていれば、ほかの要件が入って席を離れても相手の気分を害さない、と思う。
電話が鳴った、誰かに呼ばれた、用事を思い出した…などなど。


もちろん大事な話、お説教などは10割、ちゃんと聞くようにしているけれどね。
省エネモードで聞いても良い話かどうか、話の最初の方で判断して、自分を切り替えると良いかもしれない。


決して悪気があるわけではなく。
でも、経験を重ねると、人間いろいろと語りたくなっちゃうものだから。
相手の気持ちを尊重しなきゃ。それはそうなんだけど自分も大事。
しんどくなるまで頑張ってしまわないように。適度に力を抜くことも大事だと思うのです。